老後資金シミュレーションツールのおすすめ3選を紹介!無料で簡単診断可能
「老後のために、ある程度お金を用意しておきたい」
そう思っていても、具体的にどれくらいの金額が必要なのか分からない人も多いのではないでしょうか。
将来に必要な資金の目安を把握するのに便利なのが、老後資金のシミュレーションツールです。
この記事では、無料で簡単に診断できる老後資金シミュレーションツール3選と、シミュレーションの必要性について説明していきます。
ぜひご自身のライフプラン設計にお役立てください。
目次
老後資金シミュレーションツールおすすめ3選
無料で老後資金をシミュレーションできるツールは、銀行をはじめとする多くの企業や団体が提供しています。
ここでは、ウェブサイト上で無料シミュレーションが可能なおすすめのツールを3つ紹介します。
・日本FP協会「ライフプラン診断」
・全国銀行協会「自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション」
・りそな銀行「ライフプランシミュレーション」
①ライフプラン診断:日本FP協会
「ライフプラン診断」は日本FP協会の公開しているサービスです。
選択式の9つの設問に答えるだけでよく、数値の入力は不要で手軽に診断できるのが特徴です。
シミュレーション結果は収支が棒グラフで、貯金額が折れ線グラフで表示されます。
手軽にシミュレーションが可能な分、結果として表示される金額もざっくりとした収支だけです。
シミュレーションを初めて行う方は、まず日本FP協会のライフプラン診断を利用してみて、より詳しい条件が定まったら別のツールを使ってみるとよいでしょう。
リンク:ライフプラン診断
②自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション:全国銀行協会
一つ目にご紹介するのは「自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション」。
全国銀行協会が無料で提供しているサービスです。
生涯の貯蓄・収入・支出のグラフ、現役時代と退職後のアドバイスを見ることができます。
「きほん」と「くわしく」2種類のシミュレーションがあります。
「きほん」は年齢・世帯構成・収入などの簡単な質問となっており、「くわしく」は出費を詳細に設定してシミュレーションできます。
折れ線グラフで表示されるため、どの年齢で収支が増減するのか一目でわかります。
いまの年齢から老後までのお金の動きを大まかに把握しておきたい方におすすめです。
無料でダウンロードできる冊子もあわせてチェックすれば、より深くお金の基礎知識を学べますよ。
③ライフプランシミュレーション:りそな銀行
りそな銀行の提供する「ライフプランシミュレーション」は、配偶者や子供の人数、マイホームや旅行の予定など、細かい点を設定して診断できるサービスです。
シミュレーション結果として表示されるグラフでは、自分だけでなく配偶者・子供の年齢を横軸として見ることができます。
各年齢の収支がグラフとあわせて数字でも表示されるなど、わかりやすさが特徴です。
すでに所帯のある方や、より具体的なシミュレーションをしたい方にはおすすめのツールです。
リンク:ライフプランシミュレーション
老後資金シミュレーションの必要性
「将来は不確定なことも多いのに、老後資金のシミュレーションって本当に必要なの?」と思う方もいるかもしれません。
確かにシミュレーション結果がすべてではありませんが、シミュレーションツールを使うことで、今後控えている大きな支出や、必要な貯蓄のおおよその金額が把握できます。
細かい項目を入力する際に、不要な出費を洗い出せるのもシミュレーションツールのメリットです。
シミュレーション結果で表示されるアドバイスをもとに資産運用を始めてみるのもよいでしょう。
家計について見直すきっかけとしても、老後資金シミュレーションの利用はおすすめです。
老後資金は2000万円あれば安心?
以前、金融庁の試算により「老後には2000万円の資金が必要」と報道され話題となったことがありましたが、2000万円はあくまでも一つの目安です。
老後には必ずしも2000万円が必要ということではなく、また2000万円あれば絶対安心というわけでもありません。
家族構成やライフスタイルなど、個々の環境によってかかる費用は異なるため、まずは老後資金シミュレーションツールで自分の状況を確認しておきましょう。
まとめ
老後の資金について不安がある場合は、シミュレーションツールを利用して将来の収支を診断してみるのがおすすめです。
ツールにはそれぞれ特徴があるので、まずは簡単な設問でチェックできるツールを使って、貯蓄や収支の大まかな予測をしてみましょう。
今後のライフプランがはっきり決まっている場合は、詳細に設定のできるツールを使うとより具体的なシミュレーションも可能です。
老後資金シミュレーションツールを活用して、ライフプランについて考え、日々の収支を見直してみてはいかがでしょうか。