HOMECOLUMN一覧資産運用シニア世代の資産運用の始め方3ステップ|何からすればよいかを解説

シニア世代の資産運用の始め方3ステップ|何からすればよいかを解説

「資産運用で老後の資金をためたいが、何から始めればよいかわからない」

という悩みはありませんか。

資産運用は何歳からでも始められ、まとまった資金を用意する必要はなく、また投資を怖がる必要もありません。

本記事では、

■資産運用を始める前に知っておくべきこと

■損をするリスクを減らしながら、資産を増やす方法

など、資産運用の始め方3ステップをご紹介します。

 

資産運用の始め方1:知っておくべき2つのこと

資産運用には必ずしも資産が増える(リターン)保証はなく、損をする(リスク)場合も考えられます。

資産運用を始める前に、知っておくべきことが2つあります。

この2つのうちのどちらかでも忘れてしまうと、平穏だった生活が崩れ、大きな損失を出してしまう可能性も…。

必ず覚えておきましょう。

 

1.余剰金で始める

資産運用は、当面の間使う予定のない余剰金で始めましょう。

余剰金とは、生活で必ず必要になるお金と、近い将来に出費することがわかっているお金を、自分の収入から差し引いたお金のことです。

生活費や出費がわかっているお金を使うことで、いままで築いてきた資産を売却することになりかねません。

資産を大きく築くためにも、余剰金を使って資産運用を始めましょう。

 

2.目的と目標金額を最初に決めておく

資産運用を始める目的と目標金額は、必ず決めておきましょう。

たとえば、「夫婦2人で老後をゆっくりと暮らすために、65歳までに4,000万円の資産をつくる」というようなことです。

目的や目標金額がないまま何となく資産運用をしていると、引き際がわからなくなり、大きな損失がでる可能性もあります。

最初に決めた目的や目標金額に向けて突き進めば、資産の高騰・損失があるたびに一喜一憂せず、つねに平常心でいられます。

 

資産運用の始め方2:少額投資から始める

「まとまったお金がないと資産運用はできない」と考えられている方も多いと思います。

しかし100円から始められる少額投資もあり、資産運用を始めるために大きなお金は不要です。

とくに初心者は、

・リスクが少ない

・さまざまな金融商品を経験できる

・資産運用に必要なスキルが身につく

といった理由から、少額投資から始めるべきといわれています。

少額投資からはじめて、資産運用に慣れてきたら、投資金額を徐々に増やしましょう。

 

資産運用の始め方3:リスクを軽減させるコツを知る

資産を運用するうえで、多くの方が1番不安に感じることは、大きな損失で資産が減ってしまうことだと思います。

運用する金融商品の全体配分や組み合わせなどは自分自身で決められます。

そのためできるだけ損失を減らして資産運用をしていきたいと思うことは当たり前のことです。

ここでは、リスクを最小限におさえるコツを解説します。

 

金融商品とリスクについて理解する

資産運用をするうえで、

・どのような金融商品をどんな割合で持っているか

・それぞれの金融商品にはどのようなリスクがあるか

を理解しておくことは非常に大切です。

たとえば、

「資産の増加が遅いために調べてみると、預貯金や債券などのリターンが少ない金融商品を多く持っていた」

「資産の目減りが多いために調べてみると、株式や債券などのリターンが少ない金融商品を多く持っていた」

「資産の目減りが多いために調べてみると、株式やFXなどのリスクが大きい金融商品を多く持っていた」

ことなどがわかります。

金融商品の特徴やリスクを知ることは、バランスをとりながら金融商品を組み合わせるバロメーターにもなります。

 

資産運用の三大原則「長期・積立・分散」投資をする

資産運用で、お金が減ってしまう可能性を最小限にする方法があります。

その方法とは、資産運用の三大原則といわれている、「長期・積立・分散」投資方法です。

ここでは、資産運用の初心者でも、リスクをコントロールできる方法を解説します。

 

複利で資産を増やす「長期投資」

長期投資とは、金融商品を購入した後に、長期にわたり金融商品を持ち続ける投資方法です。

長期投資には複利効果があります。

複利の効果で資産を大きく膨らませていく投資方法です。

 

異なる複数の金融商品に分散して運用する「分散投資」

分散投資とは、異なる特徴を持つ金融資産を複数組み合わせる投資方法です。

これにより価格の変動リスクがおさえられ、一方で価格が下がっても、もう一方の価格が上がることでリスクが回避できます。

 

定額で金融商品を購入し続ける「積立投資」

積立投資には、一定の額を毎回購入していく定額購入方法があります。

「ドル・コスト平均法」では毎回購入金額が違い、金融商品の価格が高いとき購入量は少ないですが、価格が低いときは購入量が増えます。

中長期的な資産運用には有効な購入方法で、資産形成に最適な方法の1つです。

 

まとめ|お金の不安を消するためには資産運用は最適

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現在の労働環境や社会情勢を考えれば、老後資金や将来のための資産を十分に持っている人は、はたしてどのくらいの数でしょうか。

むしろ、自分で老後の資産を準備し、将来の不安をなくすために資産運用をしないことこそがリスクとも感じられます。

「投資」はギャンブルだと思われがちですが、正しい知識があればリスクを最小限におさえられます。

まずは少額投資から始めて、リスク軽減のコツや投資の知識を身につけることが1番の近道です。

その後は、徐々に投資額を増やしていくことで資産を積み上げ、老後資金や将来の不安を軽減しましょう。

なお、弊社ラスティングクロスでは「入門マネーセミナー」を実施しております。

リスクを軽減しながら、老後資金やお金を増やしたいとお考えの方には、弊社のマネーセミナーをお役立ていただければ幸いです。