資産運用方法のおすすめ4選!初心者にもわかりやすく解説
「資産運用をはじめたいけれど、どうしたらよいかわからない」
「初心者におすすめの資産運用方法を知りたい」
など、お金に関する悩みや疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、資産運用の選び方のポイントや、初心者におすすめの資産運用方法を4つ厳選してご紹介します。
資産運用で失敗しないためのコツについても解説。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
資産運用とは?
資産運用とは、自分のお金(資産)を株式や投資信託などを利用して効率よく増やす (運用)することです。
資産運用は、「預貯金」と「投資」の2つに分かれます。
「預貯金」は普通預金や定期預金など、貯めることを重視しています。
一方、「投資」は株式や投資信託のようにお金を増やすことが目的です。
2つの大きな違いは、元本が保証されるかどうかです。
預貯金は元本が保証されるかわりに増える金額はほんのわずか。
投資は大きく増やすことも可能ですが、元本は保証されません。
それぞれの特徴を理解して、「預貯金」と「投資」を上手に使い分けることが大切です。
資産運用方法の選び方
まず、資産運用を選ぶときにチェックしておくべきポイントを解説します。
運用の目的や期間で選ぶ
どんな目的で資産運用するのか、どれくらい期間運用したいかで方法が変わります。「将来に備えて」「老後の生活資金のため」など、人によって用途はさまざまです。
また、長期間でゆっくり運用するのか、短期間で一気に資産を増やしたいのかによっても選択できる方法が変わります。資産運用を開始する前に、目的と期間をしっかり決めてから、それに適した運用方法を選んでいきましょう。
どのくらいの金額を運用するかで選ぶ
資産運用に使える金額も年代や立場によってさまざまです。自分が行いたい資産運用方法にはどれくらいの金額が必要なのかを確認しましょう。
例えば、投資信託であれば100円ほどの少額から開始できますが、不動産投資などは最低数百万以上が必要です。現在の資産保有額からどれくらい投資に使えるのかを割り出し、金額に適した運用方法を見つけることが大切です。
リスクとリターンのバランスを考えて選ぶ
投資のリスクとリターンは、投資する対象によってまったく違います。通常、リスクとリターンは比例しているので、ハイリスクの商品ほど稼ぎやすいのも事実です。
リターンが少なくてもリスクをできるかぎり回避したいなど、希望に合った運用方法を選ぶことが大切です。希望する投資のリスクとリターンのバランスを確認して、自分の目的に合った資産運用方法を探してみましょう。
おすすめの資産運用方法4選
続いて、初心者におすすめの資産運用方法を4つ紹介します。
投資信託
投資信託とは、ファンドとも呼ばれており、投資のプロフェッショナルが投資家から集めた資金を運用することです。専門家が運用するので、初心者でも挑戦しやすいのが特徴。100円くらいの少額ではじめられるので、初めて投資をする人や高額投資はしたくない人におすすめです。
また、投資ができる種類も豊富なので、分散投資も可能。リスクを減らして投資をしたい人にも向いている運用方法だといえます。
つみたてNISA
つみたてNISAは、積立投資をする人をサポートするための国の制度です。100円などの少額投資も行えます。また、年間最大40万円まで非課税なところがメリット。非課税で保有できる期間は最長20年です。(※1)
気軽に投資したい人や、少しずつ長期間投資をしていきたい人に向いています。また、対象の商品は金融庁が認めた商品のみなので、初心者がスタートしやすいところも特徴です。
※1…出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」
iDeCo
iDeCoは、つみたてNISAと同様に国が定めた私的年金制度のことです。
公式の年金に加えて自分が決めた金額を積立運用できます。運用益は非課税で、掛金として拠出した分が所得控除の対象となるので、所得税と住民税の軽減に役立ちます。
ただし、年金のため原則60歳以上でないと受け取れないので注意が必要です。
iDeCoの掛金は、月々5,000円以上1,000円単位で、自分の加入資格に沿った限度額の範囲内で設定可能。(※2)積立しやすい金額で設定できるので、リスクを回避しやすいのもメリットです。
※2…出典:金融庁「iDeCo公式サイト」
ロボアドバイザー
ロボロボアドバイザーとは、金融商品の選定をはじめ注文や資産配分までをAIが自動で行う資産運用サービスです。
ロボアドバイザーには「アドバイス型」「投資一任型」に分かれているのも特徴。
アドバイス型は助言のみを行い、投資一任型はロボアドバイザーの提案に対して運用なども全てお任せできるタイプです。初心者は投資一任型がおすすめ。
自分の目的に合ったタイプを選んで活用してみるとよいでしょう。
資産運用で押さえておきたいポイント
最後に資産運用で押さえておきたいポイントを解説します。
少ない金額からはじめる
初心者は最初のうちは少ない金額からはじめてみましょう。投資は元本が保障されていないため、リスクを把握したうえで運用することが大切です。
慣れていないうちは、少額運用可能な方法を利用して経験を積んでいくようにしましょう。
分散投資でリスクを抑える
リスクを抑えるために、分散して投資することも重要です。分散して投資をしておけば、1つが大きく下がっても、他で値上がりしていればリスクは最小限に抑えられます。
1つに大きく投資せず、常に複数の投資先を確保しておくこともポイントです。
長期で運用する
一般的に短期間で大きく稼げるものは、リスクも大きくなります。
長期間でコツコツと運用するだけでもリスクの軽減が可能です。
長期間で運用するとリターンも安定してくるため、はじめは少額で長期間運用できる方法を選択することをおすすめします。
まとめ
資産運用方法の選び方では下記の3つの方法をご紹介しました。
・運用の目的や期間で選ぶ
・どのくらいの金額を運用するかで選ぶ
・リスクとリターンのバランスを考えて選ぶ
この記事で紹介したおすすめの資産運用方法は、下記の4つです。
・投資信託
・つみたてNISA
・iDeCo
・ロボアドバイザー
資産運用は「よくわからない」まま始めるとリスクがありますが、しっかりと理解したうえで行うと、将来の安心へと繋がります。
まずは、理解を深めることから始めてみましょう。