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資産運用は何から始める?初心者につみたてNISAがおすすめの理由とは

将来に向けて資産運用をしてみたいけれど、何からスタートすればよいかわからなくてなかなか始められずにいる、なんてことはありませんか?

この記事では、初心者でも始めやすいオススメの資産運用や、資産運用を行う上で気をつけたいポイントについて紹介していきます。

これから資産運用をスタートしようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

資産運用を始めるならつみたてNISAから!

初心者でも始めやすい資産運用として国が創設した制度が「つみたてNISA」です。

つみたてNISAの大きな特徴は「投資で得た利益にかかる税金が非課税になる」ことです。

本来は投資の利益には20%の税金がかかりますが、つみたてNISAでは年間40万円を上限に、最長20年間、非課税で運用することができます。

少額から始められるのも初心者にとっては大きな魅力で、証券会社によっては最低金額100円からスタートできる商品もあります。
売却や資金の引き出しはいつでも自由にできますが、十分な投資の効果を得るためには、少額でも長期で積み立てを継続するのがよいでしょう。

初心者にオススメのつみたてNISA以外の資産運用

つみたてNISA以外にも初心者の方向けの資産運用についてご紹介します。

①iDeCo(イデコ)

iDeCoは「個人型確定拠出年金」のことで、積み立てたお金を自分で運用し、運用結果に応じた金額を老後に受け取ることができます。

掛金が全額所得控除の対象で、運用益も全額非課税となるので、初心者の方でも節税メリットの高い資産運用です。

年金制度であるため途中で解約することはできませんが、早くて60歳から老齢給付金を受け取れるので、老後の資金準備を目的に資産運用を考えている方にはオススメです。

②外貨建て保険

外貨建て保険とは、保険料が日本円ではなくドルやユーロなどの外貨で運用される保険です。

毎月の保険料を外貨で払い込み、保険金や解約返戻金なども外貨で受け取ります。

日本よりも比較的金利が高い海外での運用となるため、外貨建資産として大きく成長することが期待できます。

また、資産の一部に外貨を取り入れることで、資産全体のリスク分散にもなるので、資産の運用の一部に取り入れるのもいいでしょう。

「外貨」と聞くとハードルが高く感じられますが、日本円で保険料を払い込んだあと、保険会社が外貨に両替してくれるので、初心者でも始めやすい資産運用です。

資産運用を始めるときに気をつけたい3つのポイント

資産運用にはリスクがつきものですが、適切に運用を行えば低リスクで資産形成を目指すことが可能です。
どのような点に注意すればよいか、3つのポイントを紹介します。

①無理なく少額から

今回紹介したものも含めて、資産運用は、運用の仕方や相場環境によっては損失が出る可能性があります。

途中で解約できない商品もあるので、いきなり大きな金額を投資に回してしまうと、資産形成どころか思わぬダメージを受けかねません。

これから資産運用を始める初心者の方は、余剰資金を確保した上で、無理のない額から始めるのがよいと思います。
つみたてNISAは少額から始められるので、このポイントにも注意しながら進めることができますね。

②長い目で見て運用

資産運用で大きな効果を得るためには、数年〜数十年をかけて運用を継続する必要があります。
短期的なお金稼ぎがしたい場合には向いていないので、注意しましょう。

例えば今回紹介したiDeCoでは、途中の解約はできませんし、つみたてNISAも、非課税期間である20年間コツコツと運用していくのがオススメです。

また、資産運用では一時的に損失が出ることがありますが、焦って中断してしまうのもよくありません。
時間をかけることで相場が回復するケースも多いので、目先の損得に一喜一憂せずに長い目で見て運用することが大切です。

③リスクを考慮した分散投資

分散投資とは、投資先や購入する時期を分散させることでリスクを低減させる資産運用のやり方です。
代表的な分散の方法に以下の3点があります。

・特徴の異なる複数の金融商品を組み合わせる「資産の分散」
・国内と国外で商品を組み合わせる「地域の分散」
・一度にまとめて購入するのではなく積立する「時間の分散」

運用を1つに集中させると損失が出た際に受ける影響も大きいですが、複数を組み合わせて運用することで全体のリスクも抑えられますね。

まとめ

今回は、初心者の方でも始めやすい資産運用としてつみたてNISAのほか、iDeCoと外貨建て保険を紹介しました。
気をつけたいポイントもあわせて解説しましたので、注意をしつつ、この機会に資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。