【スマホで簡単】老後資金のシミュレーションに便利なアプリ・ツール3選を紹介
「老後資金が2000万円かかる」という調査結果に焦りを感じた人は多いと思います。
将来のことですから不確定な要素も多いですが、シミュレーションなどで将来の収支の把握ができていれば安心です。
本記事では、老後資金のシミュレーションに使えるアプリ・ツール3選を紹介します。
スマートフォンでも利用できる3つのツールを使うことで、老後資金のシミュレーションから、お金が不足するタイミングへの対策までを行えます。
金融庁のシミュレーションから始めて、2つのアプリを使うことで、老後資金の不安が改善されるでしょう。
オススメのアプリ・ツール3選は以下の3つです。
・金融庁 ライフプランシミュレーション
・マネーフォワード ME
・資産管理 お金のコンパス
目次
金融庁 ライフプランシミュレーション
「ライフプランシミュレーション」は金融庁が提供する、将来の家計診断ツールです。
12個の質問に答えるだけで診断が完了します。
まずは、ライフプランシュミレーションを使って、将来にかかるおおよその収支を把握するといいでしょう。
3分でシミュレーションが完了
シミュレーションの質問内容は、以下のようなものです。
・年齢
・職業
・退職金の有無
・家族構成
・世帯年収
・1ヶ月あたりの生活費
・貯蓄額
これらの質問に回答していくと、シミュレーション結果がグラフで提示されます。
質問に答えていくだけなので、所要時間は3分ほどで済みます。
長期的な資産状況の把握に便利
質問に答えていくだけで、現在の年齢から90歳過ぎまでの資産管理のシミュレーションが可能です。シミュレーションとして提示されるのは、毎年の以下の項目です。
・収入
・支出
・貯蓄残高
簡易的なシミュレーションではありますが、何歳の時に貯蓄がいくら位になるかがわかります。シミュレーションを行うことで、計画的な資産管理が可能になるでしょう。
グラフで視覚的にお金の増減がわかるので、長期的な資産状況の把握に役立ちます。
マネーフォワード ME
「マネーフォワード ME」はお金の出入りを自動で見える化できる家計簿アプリです。
クレジットカードや銀行口座を登録することで、アプリでかんたんに資産状況の管理ができます。
家計簿・資産管理利用率No.1
数多くある家計簿・資産管理アプリの中で、「マネーフォワード ME」は利用率No.1のアプリです。サービスをアプリと連携させることで、資産の一括管理ができます。
管理できるものに以下のものがあります。
・銀行口座
・クレジットカード
・証券口座
・ポイント
・マイル残高
・現金
機能性の高さは、利用者が多いことが証明しています。多くのサービスと連携が可能な点も嬉しい特長です。
無料で使えて、高機能
「マネーフォワード ME」の基本的なサービスは無料で使えます。
無料でも10の銀行口座・ポイント等を登録することができ、資産管理状況をグラフで見ることが可能。
講座残高の推移をグラフで見ることができるため、毎月の家計の収支をすぐに把握できるようになります。
また、現金・株式・保険などの資産保有状況を円グラフで確認できる機能もあり、保有資産のバランスを考えるのにも役立ちます。
資産管理 お金のコンパス
「資産管理 お金のコンパス」は、銀行口座やクレジットカードと連携することで、資産の道筋を示してくれるアプリです。
「資産管理 お金のコンパス」では、現在の資産状況から、投資信託の購入などで「増やす」ことや、保険加入などで「備える」ことを提案してくれます。
資産状況を把握したら、老後に備えて投資商品や保険商品の購入を検討するといいでしょう。
マネーフォワードと提携
「資産管理 お金のコンパス」は、前章で紹介した「株式会社マネーフォワード」と「株式会社TTデジタル・プラットフォーム」の共同開発で作られたサービスです。
利用者No.1の家計簿アプリのノウハウを用いているため、連携金融機関が多く、セキュリティ面でも安心です。
資産形成のサポート
「資産管理 お金のコンパス」は資産管理に加えて、「資産形成」のサポートも行っています。
たとえばお金を増やすための「FinTech投資」の紹介、ファイナンシャルプランナーとの対面相談サービスなどがあります。
また、将来に備えた提案も行っており、最適な生命保険・損害保険を紹介してもらえます。
まとめ:シミュレーションを行って、老後に備えよう
スマートフォンで簡単に利用できる、老後資金のシミュレーションに便利なアプリ・ツールを3つ紹介してきました。
- 1. 金融庁 ライフプランシミュレーション
- 2.マネーフォワード ME
- 3.資産管理 お金のコンパス
上記3つのサービスをあわせて、老後資金のシミュレーションを行いましょう。
まずは、1の「ライフプランシミュレーション」を使い、老後のおおよその収支や貯蓄額を確認します。
続いて、2の「マネーフォワード ME」を使い、現時点での貯蓄や日々の収支を見える化して、シミュレーションと現状収支との差を把握。
最後に、3の「資産管理 お金のコンパス」を使い、支出に備える投資・保険などを検討するといいでしょう。